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給与ファクタリングには要注意
2025/6/30
みなさんは、「給与ファクタリング」という制度をご存じでしょうか。給与ファクタリングに対しては、金融庁が注意喚起をしており[1]、注意が必要です。本記事の末尾にも書きましたが、給与ファクタリングを現在 ...
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取締役の退職金を減額することの正当性
2025/6/4
株式会社において、取締役の報酬等は定款または株主総会決議で決めなければならないとされています(会社法361条1項)。取締役が職務執行の対価として株式会社から受ける財産上の利益が「報酬等」として定義さ ...
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犯罪被害に遭ったとき、どうすれば良いか ~「犯罪被害者参加制度」について ~
2025/5/7
皆さんは、犯罪被害に遭ってしまったとき、刑事裁判手続に参加できる制度があることをご存じでしょうか。 今回は、被害者の方が刑事裁判手続に参加できる制度である「被害者参加制度」について解説したいと思いま ...
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養育費の請求はどこの裁判所に行うのか
2025/4/4
養育費を請求したい場合、裁判所に申し立てるのであれば、家庭裁判所に調停を提起するということを、第一に考えると思います。実際、家庭裁判所に提起することが正しいというケースがほとんどです。 このように ...
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少年事件における「逆送」とは
2025/3/5
20歳未満の者の刑事事件は、まずは刑事裁判ではなく少年審判で裁かれることになります。保護観察や少年院送致など、少年法に基づく矯正措置を保護処分と言い、刑罰を科すのではなく更生に重きが置かれています。 ...
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子どもに対する体罰の禁止と、許容される有形力の行使
2025/2/6
子どもに対して体罰をしてはいけないということは、最近では有名なことかと思います(保護者については民法821条、教員については学校教育法11条)。 では、子どもに対して、大人はいかなる場合でも有形力 ...
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遺産に株式がある場合の対応
2025/1/8
会社の株式を保有している人が亡くなられた場合、その株式も遺産に含まれるので、誰が相続するかを相続人の間で決めないといけません。保有している株式の数というのは会社の支配権に直結しますから、家族で会社を ...
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有給休暇を「使わせない」と言われたら?
2024/12/2
有給休暇は、労働基準法39条などに定められた労働者の権利です。有給休暇を取得すると、当該労働日の就労義務が消滅したうえで、賃金請求権が発生することになります[1]。使用者(会社)は、労働者が有給休暇 ...
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財産分与の対象となるもの、ならないもの
2024/11/1
離婚をすると、財産分与として、財産が多い方から少ない方へ金銭等で一定の分与が認められるというのは、ご存じの方も多いのではないでしょうか。 現在の離婚事件の実務では、夫婦それぞれの名義になっている財 ...
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報酬基準変更のお知らせ
2024/10/16
いつも当事務所をご愛顧いただき、誠にありがとうございます。 当事務所は、諸般の事情を考慮し、本日より報酬基準を変更させていただきました。ホームページの料金表も更新しています。 なお、すでに当事務 ...